嘉穗の給食委託業務は、他にはない特徴があります。
もちろん京料理の高い技術で調理する「和食」も、その一つに数えられると思いますが、もっと積極的にご利用者様に寄り添い、喜んでいただく事を考え抜く姿勢こそが我々の特徴であると考えております。
実際に、調理の実演イベントで楽しい空間を創造したり、幅広いジャンルの調理を提供させていただく事で喜んでいただいております。
これまでの「給食」という概念から一歩踏み込み、ご利用者様から「美味しい料理」と思っていただく事こそが、我々の使命です。
その為にも施設様と共に、より楽しい食文化を創っていきたいと考えております。
給食委託する際のデメリット改善こそ弊社の基本姿勢
給食委託する際のメリットよりもデメリット改善に力を入れるからこそ、
施設様との意思統一が図れると考えております。
下記は、給食委託するメリットをグラフ化したものです。
弊社が、注視しているのはメリットではなくデメリットの部分です。
中でも下記グラフの、赤い棒グラフの部分を注視しています。
デメリットグラフの赤い棒グラフを上から順に一つずつご説明いたします。
メニューのマンネリ化で、よく聞くのは「メニュー数が30種程度だと、また、これ!という気になってしまう」という声です。
弊社のメニュー数をご存じの方からはメニュー開発が、大変そうだとよく言われますが、マンネリ化対策を真剣に考えたからこそ
気づけた事の方が大きく、これが今では弊社のウリにもなっています。
「餅は餅屋」
中華の料理人がいきなり美味しい握り寿司をつくるのが難しいように、それぞれに専門性があります。
弊社には和食部門と洋食部門があり、互いが自分の得意分野を生かしてアイデアを持ち寄れば、楽しく開発が進みます。
結果、そういったお料理は受けが良く、楽に開発もできるというものです。
2番目の「栄養管理の質的低下」の前に、老人施設で生ものを使用しない給食委託会社が多い中、
弊社では、施設様からご要望が無い限り、握り寿司やお刺身など生ものを使用しています。
上記の表にもあるように、健康への恩恵面や、「刺身が食べたい」等の声は非常に根強いものがあるからです。
栄養管理面は、100歳人生に向けて健康で長生きする食生活を管理栄養士が施設様ごとに考え、ご提案させていただいております。
食に携わるものとして、食品ロスには胸を痛めております。
某サ高住で、お食事の予約制導入をご提案し、食材ロスがほぼゼロになり大変喜ばれたことがあります。
弊社の食材費の管理レベルがどの程度かは、施設様も気になるところだろうと思います。
弊社に出来る事はほんとに小さな事ですが、その小さなことを大切に日々の管理をしております。
食事の評判悪化についてですが、味は勿論、塩分濃度に関しても細心の注意を払い調理いたしております。
弊社の最大のウリは、「美味しさ」です。
だからこそ、あえて当ホームページ上で「ご試食のご案内」をさせていただいおります。
料理の美味しさが、少しでも施設様のお力添えになればと心から願っております。
減塩食に関しては、「水に味をつける」のと、「出汁に味をつける」のでは調味料の使用量がそもそも違うとお考えいただくとわかりやすいでしょうか。
減塩しても味がしっかりしているのは、出汁を効かせているからです。
出汁の種類に関しては、「貝類」を記載しておりますが貝類禁止の施設様は多いと思いますので、お気軽におっしゃっていただければ柔軟に対応させていただきます。
「料理技術の低下」についてですが、担当の料理長が休みの日でも料理の味を落とさないからこそ、
ご利用者様は安心して食事を食べる事が出来ます。
給食業界というと、冷凍食品を遣ったり、味よりも早さを優先し、調理技術はあまり求められない
とお考えの方も中にはいらっしゃいますが、その考えは弊社には当てはまりません。
弊社は職人の集団で、バックグラウンドが多様な経験者が集まっています。
そういうメンバーを指導していくわけですから、他のメンバーが納得するだけの実力を料理長が示さなければいけません。
提案やアイデアも持っている人にはどんどん出してもらいます。
料理長よりも良いアイデアがあれば素直にそれを認める風土もあります。
良いものを良いと認められなくなった時点で、京料理 嘉穗の先は長くないと考えているからです。
それが、人材育成に繋がっている点は大だと思います。
我々は日々の積み重ねでしか成長する事ができませんので、
「和食」「洋食」「スイーツ」など複数ジャンルの料理を経験することで
調理師の幅を広げ人材育成を行っております。
施設様と共に創り上げる食べる楽しみ
一つ一つの食材に施設様の想いと嘉穗の技術を重ね食文化を創造いたします。
季節や彩りを感じていただける料理は大切です。
しかし本当に大切なところは人としての基本的な部分であると考えております。
調理工程を見て頂く調理実演イベントでは、魚の解体、鱧の骨切り、天婦羅を揚げたりする実演を定期的に行っておりますが、ご利用者様が喜んでくださっている空気がダイレクトに伝わってきます。
食の安全性を確実に保ちつつ、食べやすい大きさ、硬さ、食べやすさに配慮して、自分が食べている食について楽しく知っていただく工夫をする事で、京料理の心意気と気配りも感じて頂け、食を心から楽しんでいただけるものと思います。
そば打ちの実演イベントの後、実食しました
実演イベントで、エビの天ぷらを調理している様子
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幅広いジャンルのお料理にも対応
嘉穗は、五感で味わっていただき、楽しみながら召し上がっていただく努力をしております。
炎が勢いよく立ち昇るフランベは、目・鼻・耳に直接、お料理の楽しさを届けてくれるイベントの一つです。
幅広いジャンルのお料理で嘉穗ならではのワクワク楽しい食空間をご提供させていただきます。
見る人を魅了する牛肉のフランベ実演イベント
自慢のソースで召し上がっていただく鴨肉のお料理
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季節を感じていただく工夫も全力で取り組みます
人々が集まり、賑やかに食を楽しむ時間に、楽しくなる料理を提供することが嘉穗の心意気です。
デザートに至るまで全力で取り組む事で、心の真ん中に、あたたかな味をお届けいたします。
見ているだけで楽しいお花のパンケーキ
パフェも、色どりひとつで楽しい雰囲気に変わります。
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隠し包丁で食べやすさと、高齢者のご期待に応えます
喉のつまりが懸念されるものには隠し包丁を施し遠慮されがちな料理にも挑戦いたします。
食しやすいネタとシャリのバランスを考え、むせ返りを考えたシャリに仕上げています。
素材本来の魅力を引き出し、もっと食を楽しみたいというご期待に応えます。
隠し包丁を入れる事で、食べやすさを追求しています
むせ返りを考えたシャリを使ったお寿司
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創作料理で日々の食生活に彩りを加えます
喉のつまりが懸念されるものには隠し包丁を施し遠慮されがちな料理にも挑戦いたします。
食しやすいネタとシャリのバランスを考え、むせ返りを考えたシャリに仕上げています。
素材本来の魅力を引き出し、もっと食を楽しみたいというご期待に応えます。
いくらのお寿司です
ハモに細かく包丁を入れています
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四季の移り変わりをイベントやお料理で感じて頂く工夫をしております。
見た目に気を使い、癒しのひと時になりますように、一品一品に心を込めて調理させていただきます。
お見積り、ご試食ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。